食事介助中にパシャリ♪(個人情報取り扱いの同意は、娘である母にもらいました。笑)
93歳、要介護5。寝たきり・認知症。排泄、食事、更衣、移乗・移動など、生きる上で必要な全てに介助が必要な状態です。
認知症が発症したばかりの4~5年前は、すぐ怒ったり、洗濯機の前に何時間も座っていたり、お風呂に何度も「入る」と言って聞かなかったり。一番大変だったのは、夜中のお手洗いと、いわゆる徘徊でした。
元旦の早朝に、近所をハイハイしている所を発見された時は、家族中が安堵と不安の入り混じる気持ちでいっぱいでした。
認知症も急性期を過ぎると、今度は身体的にできなくなることが増えてきます。そして、現在の状態に至るわけですが。
普段は介護のお手伝いをさせて頂いている私ですが、一歩家に帰ると「利用者の家族」という立場でもあります。不思議な事に、いざ家族の事となると、びっくりする位、冷静な考えが出来ない事に気づきます。関わって下さるケアマネさんやヘルパーさん、往診の先生、ショート先の皆様など、家族以外の方の助けがどれだけ心強いか。。それも祖母の介護を通して学んだことです。
話せないまでも、ご機嫌な時は故郷の「会津磐梯山のうた」を、よく歌っています♪ 病気もないし、ミキサー食ですがよく食べるし(笑)、まだまだ元気なので、母と私の方がメゲテしまいそうな時もありますが、時々に~っこり笑ってくれる笑顔を見ると、やっぱり「元気でいてほしい」と思うものですね。
ヘルパーさんやショート先のスタッフさんからは、「ツンデレ ヨシさん」と言われているようです。笑。
仕事以外で在宅介護と向き合える環境にいられる私は、すごく幸せなことだと思いますし、良いことも大変なことも(笑)学ばせてくれる、おばあちゃんには、感謝しています。