更新日:2015.11.05 - スタッフブログ
先日池袋店の社内ケアカンファレンスに参加させて頂きました。 時間にも及び白熱した意見交換となりました。
大きな議題は「利用者ができることを見極め、できないことを支援する」。まさしく介護保険の理念【自立支援】です。
長く援助に入っていると、【支援】がいつの間にか【サービス】に変わっていきがちです。特に生活援助はそうなりやすいかもしれません。求められてお手伝いし、
喜ばれる
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じゃ、もっと手伝おう、喜んでもらえるから
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信頼は増していくかもしれませんが、反比例してADLは低下していきます
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困ったときにどう解決するか自分で判断できなくなります
私たちのいない時間の方が利用者さんにとっての一日は長いのです。23時間をいかに自分の力で生活ができるか、それを考えなくてはいけないのです。介護士は優しいと思われますが、厳しいと思われるくらいがいいのかもしれないですね。
やっぱり介護って難しい・・と思いながら、介護士の本来の目的を考えさせられた会議となりました。