マネージャーの井上です。
インフルエンザがとにかく流行っています。
まったく雨が降らないので、とにかく空気が乾燥しています。いったいどれくらいの湿度かといえば30%をきっています、静電気も激しい！！
当社もここ2週間でスタッフが4~5名かかってしまいました。
この機会にゆっくり休んでくださいね。
予防は手洗い、うがい、アルコール消毒、加湿、水分補給、歯磨き、換気、人ごみに近づかない・・・等等。
毎年言われますが、見えないウイルスは本当に脅威ですね。昨年私もしっかりかかりました・・・。とてもつらい1週間です。完全に良くなるまでに、2週間。
訪問介護は、施設介護に比べれば、蔓延することは少ないのです。
基本的には、個人での仕事なので、対利用者さんしか関わりません。
だから、もし感染するとしたら、通勤の電車か、自分の家族や職場から、感染するといったところでしょうか。
どんなに流行っていても、感染しない人は感染しない。体力や免疫も関係しているように思います。
気持ちが落ち込んでいるときは免疫も低下します。また、ストレスを抱えることもある仕事なので、そのあたりも管理者側のフォローが必要ですね。
当社はもちろんの事、介護の仕事をする人は必ず
「やってあげたい」
「人の力になりたい」
「自分が行くことで元気になってほしい」
「高齢者の笑顔が見たい」
と、この仕事を選ぶ人が多い。
だから、無理をすることも多いような気がします。体調が悪くても、ブスッとしていられない、声が出なくてもなるべく気づかれないようにして、仕事をしてしまうのです。本当に頑張り屋さんが多い。
1対1の訪問介護では、会話せずには仕事が成り立ちません。
こちらが利用者さんとの会話や表情を通して、本人の体調を確認したり、逆に利用者さんから「体調が悪いの？」と心配されることもあります。
良い意味で、「信頼関係が築けている」ということでもあります。
だから訪問介護はやりがいがある。
サポートさせて頂いている利用者さんから、時には反対に ”こころ”のサポート”をうけることも沢山あるのです。
ちょっと引いた目で事務所内のスタッフを見ていると、「疲れているなあ・・・」とか、「ちょっと肩ひじ張りすぎだよ」とか、「そろそろ疲れが出そうだよ」と思うこともしばしばあります。
それは、介護スタッフだけではなく、事務員さん、ケアマネさんも含めて。
先日ケアマネさんと話していて、こんな話が出ました。
「介護職は元気じゃないと、仕事続けられないよね」
本当にこの一言にあらわされています。
自分に余裕があるから、元気を分けられる。
余裕があるから、心配ができる。
余裕があるから笑い話ができる。
とこれが目安。
また、引いた目で自分を見た時に
「今、自分とてもストレスがたまってるなあ・・・」と第3者的に見られることも大事ですね。
いつもよりイライラしてるな・・・・。とか、言葉の返しがきついなとか・・・。（これは最近自分が感じるイライラチェックポイント！）
マインドフルネス
今、身近にとりいれている人が多いと聞きます。
ストレスの原因は、過去や未来のアレコレを先回りして考えてしまうこと。例えば、やらなくてはいけない、仕事の山や宿題の山に悩むこと。
マインドフルネスは、その一瞬に集中することです。要は頭の中の、「なんかよくわからないあれこれ」をちょっと脇によけて、今、この瞬間に気持ちを集中することのようです。
私たちは、この情報氾濫社会の中で、先回りして何かを考えることや、予定を決めて予測を立ててという習慣が身についています。でも逆に、それが心配のタネになってしまうのかもしれません。
情報をいつでも沢山手に入る。（必要としないときもスマホは勝手に情報を取り入れてくる）だから、一度、頭を違う何かに集中して切り替える事。これが大事なのですね。
便利になることはいいこと、ただ、それ故にストレスも増えていくので、このストレスを何かで発散・解消しないといけない。その力をつけないといけないようです。
これは管理者側である私たちの宿題でもあります。スタッフがストレスをためないように、どういうサポートができるか考えていかないといけません。
さて、今日もヘルパーさんのお休みが出たようです。
事務さんと店長は一生懸命スケジュールを振り分けています。
店長から、そんな忙しい中で「ちょっと感激したある出来事」を教えてくれました。
お休みのヘルパーさんの代わりに、急遽仕事を受けてくれたヘルパーさん。
彼女は、その仕事を受けたついでに
「どこか他にも手伝えるところある？」
とひとこと声をかけてくれたそうです。
「わたし、泣きそうになっちゃった・・・」と、店長。
困って、アタフタしているときに、積極的に何か役に立てることはないか？と考えてくれるヘルパーさんがいることはとても心強いものです。
店長も私たちも、そんな何気ない一言に弱いのです。そんなすべてのスタッフの為に、また、頑張ろう！と思うのです。
スタッフの力強いサポートはへこみそうになる店長をとっても勇気づけてくれたようです。さあ、頑張っていきましょう！！
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