マネ―ジャーの井上です。
今回の台風はすごかった、強風すぎてヘルパーさんも自転車に乗れないくらいでした。
降りて押していくヘルパーさん、歩いて移動してくださったヘルパーさん、
本当に今回は命がけでした。
さて、サ責の研修がとっても面白い!
サ責はこの日の為に1か月前から準備、そしてリハーサルをして本番にのぞみます。
忙しいのに本当に頭が下がります、でもみんな創意工夫をしていて、
みていて少し楽しそうでみんな好きなんだなあと思います。
教えるということは自分で、勉強して知識をいれないといけない。
でもこれが知識を習得する一番の近道。さて、今回は??
吉祥寺店今回のテーマは「嚥下・トロミ食を体験しよう!」
食は生きていくうえでも大事なもの。
食事がきちんと摂れる高齢者はとにかく元気で長生きができます。
ただ疾患や老化で嚥下機能がどうしても低下してしまう利用者さんもいらっしゃいます。
今回は食形態に注目し、また食事の姿勢や利用者さんの気持ちを体感してみようという
テーマです。
実際に食事にトロミをつけて食べてみます。
ご飯にトロミをつける、魚をほぐしてトロミをつける、味は??
チャーハンにトロミをつける、色々試してみます。
実際にトロミ付きご飯を食べてみます、味がいまいち??
なものもありますが、何よりのど越しの良さ悪さを体感。
そして、一番大事なのは食べる前のチェック
- 1. 覚醒しているか
2. 姿勢が整っているか
3. 口腔内が清潔か
4. 手洗いができているか
5. 頸部が後屈・伸展していないか
6. 体調はよいか
7. 食形態や食器は適切か
食事前にこれだけの確認が必要なのです。
元気な人には理解が難しいかもしれませんが、適切な介護でなければ食事で命を落とすこともあります。
命を預かる私たちにはとっても大事なこと。
今まで無理に口にはこんでいたなあ?
こんなパラパラじゃ飲み込みにくかったね・・・。
ストローは横から入れた方が飲みやすいみたい。
体感して、実感すること、いろんな感想をきくことができました。
続いては、代々木公園店。
こちらのテーマは「認知症」です。
深いテーマですね、でも介護から切っても切れないテーマ。
でも理解が難しいのも現実です。
認知症の症状は人それぞれ。
今回は講師の手作りカードで認知症における色々な行動・言動を書き出してみました。
周辺症状は、昔は問題行動と言われていました。
健常者からみた判断でそう呼ばれていたのでしょうが、認知症の理解がすすみ、今は周辺症状と呼ばれます。
周辺症状は人によって出たり、出なかったりします。
それは身近にいる人の対応によって変わります。
認知症の奥深さは、その人の生活背景を読み解くところ
どんな職業だったのか?
性格はどうだったか?
どんなタイプが嫌いなのか?
興味は何か?
今回研修最後の質問は、
”自分がもし認知症になったらどういう行動をしてしまうでしょうか?”
みんなで考えてみた
今の自分の性格は??????
食べ物隠しちゃうな・・。
疑い深くなるかな?
いつも怒ってばかりかな・・。
料理のこだわりが強くなるかも。
病院行きたがらないと思う!!
みなさんはいかがでしょうか??