マネージャーの井上です。
昨日は代々木公園店の研修をのぞいてきました。
今月のテーマは「接遇」です。
当然のことながら、私たちの仕事は「人」に対する仕事です、いわゆる接客業。
色々な仕事がありますが、とにかく「相手」がいる仕事だということを忘れてはいけません。
介護の仕事は接客業のプロでなくてはいけないのです。
平成23年度の「東京都における介護サービスの苦情相談白書」によると、多い苦情が
「サービスの質(技術)」345件
「従業員の態度」 344件
な、なんと、技術とほぼ同じ数の苦情が「態度」によるものなのです。
よく聞く接遇という言葉の意味を皆さんは考えたことがありますか?
今回講師が教えてくれました。
接 「人に近づく」 遇 「もてなす」という意味をあらわしています。
安心して接することのできる人を目指します!!
言葉遣いに関して言えば、きちんと敬語が使えるかというのも今回のテーマに
なっています。一昔前は敬語は3種類(尊敬・丁寧・謙譲)でしたが、
少し前に尊敬・丁寧・丁重・美化語の5種類にかわったようで。
今回の研修に参加したスタッフはきちんと解答できていました。
見た目が9割なんて言われ方もしますが、今回は表情についても学びました。
好印象を与える笑顔の作り方です。
今回は店長が割りばしをくわえ、口角を上げるトレーニングです。
そういえば、大昔私が仕事を始めたころに、ある利用者さんから
クレームが来たことを思い出しました。
「あの人は、顔色がわるいから心配」・・と。
クレームというより、ご心配をかけてしまったという形になってしまったのですが、
それでもやはり援助に行くスタッフは元気でなくてはいけないのだと思います。
それだけ見られていることも意識しないといけないのでしょう。その利用者さんとは
10年くらいのお付き合いとなりましたが、あの時に言っていただいた一言は今でも
教訓となっています。
さて、最後はみんなで顔体操
あ~
い~
う~
え~
お~
顔全体をほぐし、血流アップができるそうです。
皆さん真剣に取り組んでいます。顔の筋肉は鍛えれば柔らかくなります。
たまにはこんな体操もいかがでしょうか?
今回は身だしなみについてはあまり触れませんでしたが、ひそかに発見!!
おしゃれ靴下です!
ちょっと気になったので、カメラで
撮らせてもらいました。
利用者さんが毎日靴下チェックをして
下さるようでちょっと珍しい靴下を
選んだそう。〇〇ショップとは思え
ないクオリティーの高さです。
靴下一枚にも気を抜かないスタッフ。少しだけ利用者さんが喜んでくれるポイントを
ちゃっかり教えてもらいました。次も期待してます!!