マネージャーの井上です!!
吉祥寺店に新しいヘルパーさんが入りました!!
現在、学校に通いながら資格取得を目指しています。
今日は学校3日目。今頃、必死で実技の講習をうけているでしょうか?
先日その新人ヘルパーさんに聞いてみました。「学校はどうですか?」
「他の生徒さん、みんな若いんです・・・」
おっと!!
介護は若さじゃないよ!と、そんなに若くない自分にあてはめたりして。
介護の仕事はむしろ、ちょっと社会経験があった方がいい。だって、子育てとかいろいろ経験ずみだったら、
- ウンチに驚かない
- 嘔吐物にひるまない
- 料理も多少はできる
- うまく話をあわせられる
- もちろん腰の痛みだって共感できる
- 自転車だって、時速2キロの安全が運転できる
むしろ、いいことだらけじゃないですか~~。笑
それじゃ―、介護をするうえで一番大事なことは何でしょうか??と聞かれたら・・・皆さんはどう答えますか??
私が聞かれたら、??????????????
“介助される人の気持ちを理解すること”
ではないでしょうか。
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そんなこんなで、久しぶりに高齢者の疑似体験をしてみました。
まずは、視力から
こちらは白内障の見え方です。カスミがかかっていてクリアではない ww。
いい景色も、実際はこんな感じで見えているのでしょうか?
次は関節の可動を制限してみます。
ぐ~といったら、通常はこれくらい曲がりますよね。
でも実際に、変形したり曲げられなかったりしたら??
完全にぐ~はできません。むしろ力が入らないので、指先に力をいれることは、不可能。
よく、お買物で高齢者が小銭をだすのにまごまごしているときがありますが、上記の白内障やこれも関係しているかも。
広い心で待ってあげて下さい。「おてつだいしましょうか?」と声掛けしてもいいくらい。かも。
次は膝です。高齢者の持病でもあり、変形している人の痛みと言ったら・・本人しかわからないでしょう。
床に座ろうとしますが、ひざが曲がりません、左の膝と大違い。これが限界…..
やっぱりイスが一番。膝を無理なく自然に曲げられます。
だから、床の生活ではなく椅子に座る生活になり、布団の生活はベッドへと、なるのです。
久しぶりに装具を付けてみましたが、
- 身体が重い
- 疲れる
- 気持ちが閉塞的になる
- これから先のわからない不安がある
装具を外した瞬間、ほっとしました。
常にこういう気持ちで生活している事、これを忘れてはいけません。
そして、その気持ちにさりげなく寄り添うこと。
以上、新人さんをみて、改めて感じました。