3月は「障害者虐待防止法」についての研修をしました。
毎日ニュースでみたり、障害者や高齢者だけでなく赤ちゃんの虐待など悲しい事件が後を絶ちません。
特に障害者に関しては虐待をされていることを言えないことで、
虐待自体を見逃されてしまっているケースもあるかと思うととても悲しいことに思えます。
そんなこともあり、虐待の事例や虐待の防止法などについて勉強しました。
【虐待防止チェックリストでチェック】
その中であるヘルパーさんから、
「どうして介護職員が虐待するのかな?介護の仕事を選んで入っているのに・・、
男性職員が暴行するケースも多いよね、女性はそんなことあまりしないでしょ」
という素朴な、でも重大な質問をされたのでこの機会にみんなで意見交換をしてもらいました。
すると、こんな意見が・・
・ストレス
・仕事の内容の割にはお給料が安い
・人員不足(休めない)
・若さ(就職してすぐだから、理解が乏しい)
・時間もお金もストレス発散する気力がない
・もともと人間にはブラックな部分が潜んでいる(?)
男女の差については、
・女性は母性本能があるから
・女性は誰かに話すことで、ストレスを解消できる(ためこまない)
・男性はストレス発散がなかなかできなくて、ため込んでしまって
一気に爆発するんじゃないか
・男性・女性の脳の作りが違う(男性は一つのことに集中しやすい)
など、考えさせられる意見が聴けました。
人間だれでも、ストレスはあるもの。
それをうまく発散できる時間と話せる友人、職場の人、
そしておいしいものや好きなものを買えるお金があれば少しは余裕を
持った介護ができるのではないでしょうか。
施設に比べ訪問介護での職員の虐待はほとんどありません。
だからこそ虐待が起こる背景について学ぶことが大事だと思いました。
皆さん貴重な意見をありがとうございました ( ^^)