さてさて、毎年行っている星遊祭では、研修を行います!!(もちろん、イベントも多いけどね)
今年は、
「初めての訪問介護サービス、こんなサ責なら安心してお任せ!!」コンテスト!!!!
初回サービスで訪問した時、ちゃんと説明できるかどうか?
配役は・・・・
利用者・・・太田つね (85歳女性)介護度4(入院中に認定調査)
ご主人様は2年前に他界です。→これは、社長!!(カツラ着用)
ご家族・・・太田 愛子(65歳)(長女独身同居 日中は仕事にでかけている)
ちょっと怖いキャリアウーマン →演技力たっぷりの部長が担当!!(カツラ着用)
さて、無茶ぶりする2人に、サ責の皆様が、無事対抗できるかどうか!?
採点基準は・・・
◎介護保険でできることできない事をきちんと説明できること
ケアプランに沿った内容を説明できること
なぜできないのか、他のサービスの案内を提案できること
◎介護の費用について説明ができること
1回あたり、ひと月あたり
◎キャンセル料について具体的に金額の説明ができること
キャンセルにならないようにするにはどうしたらよいか説明できること
◎ヘルパーに対しての要望について応えられること、説明ができること
終わった後の感想は・・・
全員が、当日までにかなり練習したのか?どの人も甲乙つけがたい出来でした!!
自分の番が終わるまで、ほかの人の様子は見れないので、
それぞれが、自分のやり方、説明方法で頑張って説明しました。
「ポンタ(愛犬)にエサをやってほしい」とか、
「買い物も頼みたい、掃除もしてほしい」とか、
要望が多い家族をいかに、かわすか?
ツッコミに負けず、ちゃんと説明できるか?
いじわる役の2人(社長と部長)も、たじたじとなるくらい、ちゃんとしてましたよ!!
審査をした、店長もマネージャーも、なかなか甲乙つけがたく・・・・
「優しさあふれ賞」
「よりそってくれたで賞」
「誠実さが伝わるで賞」
「説得力があるで賞」・・・・・などなど
この調子で、どんどんスキルを上げていきましょうね。
最後に・・・
どんなに正しく、筋が通っていても、心にちゃんと響いていなければだめなんです。
そのために、相手の言いたいこと、訴えたいことに、しっかり向き合って受け止めること。
傾聴とよく言いますが、ただ「やさしそうな顔をして」「うなづく」だけではだめなのですよね。
人間はそんなに甘くはないです。ちゃんと相手を見透かす力があります。
こちらの感情は必ず顔に出てきます。態度に現れます。
だからこそ、本気になって聞き取ること。理解しようとすること。
そして、こちらの論理を押し付けるのではなく、しっかり、しっかり、わかってもらうこと。
まずは、そこを理解してほしいです。
社長 竹森利恵